授かりし命をつなぐ道

紫微斗数鑑定をしながら、ヲシテ文献や大自然の法則について研究しています

鑑定のご感想


以前、鑑定に来られた方から感想を頂戴しましたので、掲載させて頂きます。

≪N様感想≫

知人の紹介で鑑定を依頼しました。
内容は結婚7年子供を授からず、不妊治療開始前に大きな夫婦喧嘩になって、離婚問題へ発展した時に、たまたま紹介頂き濵田さんの紫微斗数鑑定と出会いました。元々占いは好きでしたが、正直半信半疑のまま初めての鑑定に行きました。

鑑定後、前世から現世へ続く課題や産まれてきた意味、なぜこうなったか…など、心のモヤをふぅ〜っとかき消されたイメージがありました。

心が軽くなり、今起きている事をポジティブに捉える事が出来、成るようになる事が人生だと、とにかく全てのことを有り難く捉える事ができる様にリセットされました。

帰宅後の感覚は見事に悟りが開き、夫との関係も有り難く受け取れる事ができる様になっていました。その後、夫との関係も無事解決、不妊治療を開始後、4ヶ月で念願の我が子を授かる事が出来ました。

あの日、濵田さんの紫微斗数に出会わなければ今の私はいません。沢山の方がこの方に出会い、素直な心で鑑定を受けてほしいと節に願います。


N様、ありがとうございました。
私が記憶しているのは、N様の非常に切羽詰まった表情でした。事情を聴くと鑑定が終わって踏ん切りがついたら離婚届けを出そうと思っているというぐらいの差し迫った状況だったように思います。

現代の婚姻制度は人の心の変化よりも、書類を提出することが何よりも重要になります。猶予期間、つまり「間」のようなものがありません。提出したら結婚成立、離婚成立と一瞬のうちに決定されてしまうからです。

例えば「妻問婚」が主流だった平安時代の場合、3日間連続で男が女の元に通ったらそれで結婚が成立。逆に、男が3年間女の元に通わなければ離婚成立。今のようにメールや電話はないので、和歌のやり取りでお互いの気持ちを確認するという大らかな時代が過去にありました。それが良いのか悪いかの議論は別にして、そのような大らかな婚姻制度であれば、自分の気持ちを整理する時間も確保できますし、別れる際も自然消滅ということになりますから、敢えて「切る」ということをしなくていいのです。

さて、離婚を経験された方や、離婚を考えたことがある方は、現状と感情は別物だということがよく分かると思います。つまり離婚したいが、様々な自身の感情や人間関係、あとは金銭的な問題で離婚できないというケースが非常に多いのはそのせいです。

ちなみに人間の感情というのは生年Cですから「縁続」と言って「続く作用」になります。逆に離婚というのは「トラブル・訴訟」の意味があるので生年B、もしくは生年Dの意味合いが強く出ます。生年B・Dというのは、天地を意味する星なので猶予がなくバサッと「切る作用を持つ」つまり電光石火のごとく早いわけです。おそらく、感情や金銭問題などを別にすれば離婚に至ってしまう夫婦は世の中にたくさんいるのではないかと思います。しかし、トラブルが起こって即離婚となる夫婦は少ないですよね。人間の情やあとは夫婦を取りまく人間関係(子どもや親・親戚付き合いなど)または世間体、金銭的な問題などがありますからすぐに離婚とはならずに、グルグルと悩みながらでも一緒にいるという夫婦が多いわけです。そのへんのしがらみや、感情なども整理できた時に本当の意味で「縁」というのは切れるのだと思います。

まだ悩んでいる段階の夫婦の場合、離婚するのも、また婚姻生活を続けるのも覚悟がいります。そんな方に、紫微斗数を是非受けて頂きたいです。
N様は、なぜこのようになっているのかということが鑑定により整理できたため、この先の覚悟ができたのだと私は考えています。
決して鑑定を受けたから何か奇跡が起こって状況が変わったり、簡単に縁が切れるということはありません。そもそも鑑定師や命術を扱う人間は、呪術のようなものをかけるのが仕事ではないです。あくまでも皆様が人生の主人公で、鑑定は人生を歩いていくための道しるべであるということです。

さまざまな感情や、人間のしがらみなどでこんがらがっているときに、自身のこれまでの人生と、これからの人生を振り返り、またN様のように「素直な心」でこの世の仕組みを引き受けて頂くと、ストンと腑に落ちるものがあるように思います。授かったそのお子様は、N様が様々な状況を引き受けられた結果授かった何よりもの「賜物」である、そう感じます。本当におめでとうございました。