授かりし命をつなぐ道

紫微斗数鑑定をしながら、ヲシテ文献や大自然の法則について研究しています

噴出する感情


自身が紫微斗数を学び出したころ、非常にたくさんの感情が湧いてきてしんどい想いをしたことがあります。ただ単に、習得や理解が遅い自身に対しての怒りということもあれば、過去の自分に対しての後悔や、環境に対しての不満など。今となってはもうどうでもよいことを、過去から、もしくは日常生活から引っ張り出してきてはグルグル悩む、そんな日々に突入することになります。人生は楽しんでなんぼだという風潮が今よりもありましたので、余計に楽しめない自分に腹が立つという悪循環です。

感情というのは、どんどんとめどなく膨れ上がるもので、どこかで思考を止めないと延々と続いてしまいます。しかし、なぜそこに感情が出てくるのか、なぜいつも同じ感情でグルグルしているのかということを考えると、これも前生の出来事や、業が関係しているのだろうと思います。(來因宮や生年BCD、または自化BCDの場所に関して悩んでいることが多いはず。)感情が出てきたり、こだわりが強くてどうしようもなくなってきたら、気持ちを切り替えて生きていきましょう(カエバニニ)と、ワカヒメさまも民に教示してみえますから、本来人間とはそういうものなのでしょう。

今、私が開催している紫微斗数講座や、『あめなるみち』の講座は、魂や自然法則の勉強をしているわけですから、自身と深く向き合うことが必然的に多くなります。だから、感情の揺さぶりや感情が噴出するということも多いでしょうし、魂がびっくり!して、実際の生活との乖離(かいり)が起こってしまうこともあるのだと思います。
しかし、そういう経験を通してさらに一皮むける=つまり一歩人生が進むのだとも思います。一生懸命向き合っている証拠ということでしょう。

しかし、あまりにもマイナス思考に陥ったり、学ぶことが苦しくなっては心身が大変ですし、続きません。自身の気持ちを苦しい方向に持っていくと続かないのです。そうなっては非常に勿体ないですから、このような学問に辿り着かせて頂いていることに対して感謝の気持ちを最優先にし、取り組んで頂きたい。そう想いながら学ぶと、きっと気づきや学びの質が非常に高くなる。そう感じます。

宇宙開闢からの人類の歴史や、前生の業や因縁を見ることができる術を学んでいるわけです。簡単に分かるわけもないですし、自身の中の既成概念(ものさし)を外すことも必要ですから、習得するのは楽しいことばかりではありません。(そもそも、学ぶ時間をとること自体、現代は難しくまた面倒なことではないでしょうか。TVやスマホから楽しい情報がたくさん流れてきますから。)

だから、そのようなものに触れているだけで何とすごいことではないか。そう想いを切り替えたいなと感じるのです。そう切り替えることができると、適当に上っ面だけ撫でて、つまらない、面白い、面白くないと判断したり、自分の勝手な勘違いや、一時の感情の縺れ(もつれ)で歩みを止めてしまうことがどれだけもったいないことであるかと感じます。

さて、『あめなるみち』~次世代へ繋げていきたい大切なこと~の第一回目の録画が終わりました。あとは編集などをして、10月の第2週目にはアップします。
内容は簡単にまとめると以下のような感じです。

アマノコヤネが説く学ぶ者の態度
サルタヒコから学ぶ心配りの仕方
ホツマツタヱをヲシテ文字で読む
ホツマツタヱとミカサフミの対比
紫微斗数や歴史との関連

など多岐に渡ってお話しています。
どうぞご覧くだされば幸いです。

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