授かりし命をつなぐ道

紫微斗数鑑定をしながら、ヲシテ文献や大自然の法則について研究しています

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

先祖のこと⑦

長きにわたりましたが、少し紫微斗数のことと離れて自身の先祖のことをまとめてきました。調べてきたことを全てまとめようと思うと、かなりのボリュームになりますので、今回はできるだけ講座の中でで伝えていることと共通した部分を引っ張って、まとめさせ…

先祖のこと⑥

2020年の年明け、私は神戸市文書館に足を運びました。佳澄の書いた大正7年1月20日付け神戸新聞の一面記事をコピーするためです。佳澄は国民新聞記者時代に、日露講和談判に際しポーツマスに特派されます。条約調印のその日、日本では条約反対を叫ぶ群衆が暴…

先祖のこと⑤

前回の先祖のこと④の続きです。以下は『山水随縁記』の一節です。江戸時代末期(1863年)に生を受けた蘇峰の書く文章は、もちろんどれも漢文調で、現代人からすると非常に硬い印象を受けるのですが、その中でも以下の文章は、佳澄との師弟関係を描いた優しく…

先祖のこと④

インターネットのおかげで、誰もが時代や国を超えてあらゆる情報に辿り着くことができるようになり、また埋もれていた情報が掘り起こされる時代になりました。これまでの教育現場では、どれだけ情報を『暗記』できるかということが問われてきましたが、今後…

先祖のこと③

前回のブログの続きです。私の曾祖父は明治13年生まれで、明治の後半に故郷から東京に出てきて、最初は化粧品製造・販売の仕事を生業としていました。代々、家には秘伝の灸術が伝わっていたらしいのですが、曾祖父本人はお灸は大嫌いで、避けていたそうです…

先祖のこと②

好きな仕事だからしているんですよねと仰って頂くことがよくあります。もちろん、教えることや、人の話を聴いたり文章を書くことは嫌いではないですが、好きや嫌いだという感情を超えてさせて頂いているというのが正直な気持ちです。講座の中でも、「使命」…

先祖のこと①

古代日本には「カミの道」という言葉がありました。カミを漢字で「神」と当ててしまうと、神社に行けばそのカミに会えると思い、神社参拝を思い浮かべますが、ここで言うカミは敢えて漢字にあてると「カミ=上」、がふさわしいかと思います。著書「授かりし命…