授かりし命をつなぐ道

紫微斗数鑑定をしながら、ヲシテ文献や大自然の法則について研究しています

自分のしにくさ(=D)こそ大きな宝

この2週間で早速多くの方が、紫微斗数入門の動画をご覧くださり、また『授かりし命をつなぐ道』を購入いただき、ありがとうございます。ご紹介くださった皆様、本来はお一人お一人に御礼を申し上げるべきなのですが、この場を借りて御礼申し上げます。
必要な方に、必要なタイミングで、今後も一人でも多くの方に触れて頂ければ幸いです。

近日中に、紫微斗数講座の方をアップ致します。20分程度の概要動画(こちらは無料です)を付けましたので、またご興味がございましたらご覧ください。

先日、私の講座を何度も受講して頂いている方優先に声をかけて、認定鑑定士を募りました。また個々の方に関してはこちらのブログなどを使って紹介したいと思います。また、今後も継続して募集しますので条件に関しては個別にやり取りさせて頂きます。

先日、その皆様に向けて、私たちが鑑定士としてするべきことを再確認して頂くようお願いしました。以下が一部になりますが是非、ブログをご覧くださっている皆様にもお読み頂きたいと思いました。

まず、命術を身に着けるときに「欠点」となるのが生年Aの働きです。Aは楽観的、縁、財の意味ですから一般的には良い意味なのですが、虚(大体でOK)という意味が強いため、やったりやらなかったり、適当に聞きかじって分かったようにしてしまうことがあります。人と話したり、接客業をするのであればこの星は非常に良いのですが、命術を学ぶという点においては、不利です。現代はスマホやインターネットなど、放っておいても様々な情報が入ってくるため、情報を遮断し習得することは難しくなっていますからなおさら、ムラ気が出てフラフラしやすいのです。今の自分には何が必要で、また何が不必要なのかを自覚するだけでも、非常な努力を要する時代になったと感じます。それぞれ自身で努力し、また仲間で声を掛け合いながら技術の習得や、日々の学習に取り組んで頂くことをまず共有しました。


次に、何かの術を習得するときには生年Dの働きが非常に必要だということもお話しました。生年Dの意味は、粘着、囚われ、債、トラブルなど、一見マイナスの意味が強い星なのですが、じつは術を習得する際には、この力(粘着、囚われ)が一番必要になります。粘り強く、落ち着かないと命術は習得できないからです。特に命宮・福徳宮・疾厄宮にDを持っている方は、命術を身に着けるのに向いているのですが、以上のようなことが理由だと私は考えています。しかし、どなたの命盤にも生年Dはありますから、誰でもDの面を持っているとも言えます。
つまり、みんな生年Dを持っているのだから、できるだけそれを良い方向に使っていきましょうという確認を鑑定士の皆様との間でさせて頂いたということなのです。

この生年Dの場所で大方の人はしにくさを感じます。例えば命宮D,福徳Dだとネガティブな感情や浮き沈む感情になりやすい、また些細なことで悩みやすい。疾厄宮Dはそれに身体健康問題が加わります。つまり、自身のことに固執しやすいということです。

また生年Dが人の宮にあると、その人との間で何かネガティブな感情が出たり、トラブルが起こりやすいです。紫微斗数を学んでいるからと言って、これらの感情が全くでなくなるというわけではありません。生きているうちは感情が働きますから、時と場合に応じて出てきてしまいます。それが人間の自然な姿でもあり、悲喜こもごもの感情を味わえる人間としての醍醐味だと私は思うのです。

しかしそのしにくさが、さらにしにくくなり、また日常生活を送るのが難しくなるぐらい悩んでしまう、また人とトラブルばかり起こしてしまうということであれば、それは歩いている道が少し逸れているというサインです。それは良くない方向で囚われが出てきてしまっているからです。
そんな時にこそ、紫微斗数鑑定をご利用いただきたいと考えています。鑑定士の皆様は、非常に丁寧にお話を聴いて下さりますし、反応も分かりやすく誠実です。またそれぞれに人間味がおありで、人の苦労や感情の変化が分かる方ばかりです。それは自分のしにくさと真摯に向き合い、また、切り替えていこうと実践する一人の人間であるからです。地道に実践しているからこそ出てく言葉や、醸し出す雰囲気・態度があると私は感じます。ぜひ、一人でも多くの方に鑑定を受けて頂きたいと思います。そして、さらに興味が出てきたということであれば、通信講座(川越塾)の方も覗いて頂ければ幸いです。