授かりし命をつなぐ道

紫微斗数鑑定をしながら、ヲシテ文献や大自然の法則について研究しています

著書の感想

 

拙著『授かりし命をつなぐ道』を読まれての感想を頂戴しましたので、ご本人に了承の上、ブログにアップさせて頂きます。

≪ご感想≫

本を読み、とても衝撃を受けました。
「地球環境が整えられてから人類が誕生した」という事実に対し、自身も『ホツマツタヱ』で学んでいる事柄なのに、その成り立ちの順序の重大さに、今更ながら気づかされました。「大自然の法則が先に存在する」という当たり前と思えることを自分が解ってなかったということが、本当に驚きでした。因果の法則も、きちんと解っていませんでした。

何度も読み返しながら過去を振り返り、自身の思い方のクセを見つけたりしました。そして自身の足りないところ、過ぎる部分も少しずつ気づき始めました。
宇宙の仕組みだけでなく、自分自身のことすら本当は何も知らなかったということを知りました。

果たすために一番良い環境と自身の性格を持たせてもらっているのに、まだ変わらなければいけないと思っている自分がいたり、認識できている自分ではなく、思ってもいなかった自分を発見する機会をこの本は与えてくれました。

とても深い感動を得たのに、言葉にするとなんだか薄っぺらい感想になってしまうのが申し訳ないのですが、とにかく各々が何度も読み返して感じて欲しいと思います。
難しいことを簡潔に、でも非常に大切なことが書いてある有り難い一冊だと心から思いました。

世に送り出して下さったことに、心よりお礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。(引用ここまで)


ありがとうございました。
『授かりし命を繋ぐ道』は100ページ程度の本なのですが、最初原稿に著したときはその倍以上のページがありました。ちなみに、私の紫微斗数の講座を全て受講して頂いた方は70時間以上の講義を聴いて学んで頂いているのですが、その70時間以上の内容を凝縮に凝縮しきって書き、またさらに削いで削いで100ページ程度にまとめたのがこの本です。

普段本を読まれない方や、これから「みち」を歩こうとする方に「これなら読もうかな」と思って頂くためには、できる限り分量を減らすことと、周辺情報を全て省き簡潔に記すことが最優先事項だと考えたからです。

真理や宇宙自然の法則というものは、どこを切り取っても矛盾がなくシンプルで筋が通っており、一つにまとまっていこうとする作用を持っています。つまり、全て一本に通じるということです。古来日本人はそれを「みち」と呼びました。「こんなの矛盾だらけだ!」と捉えてしまうのは、人間のその時の感情や認知の仕方が揺れ動くものであるからであって、本来真理や宇宙自然の法則というのはコロコロ変わることはありません。

ちなみに中国の老子はこれを「一(いち)」と表しました。
「万物得一以生(万物は一を得て以て生じる)」という言葉を遺しています。
簡単に訳をすると、万物は「みち」を得ることで生まれ、続いていくということです。

逆に言うと、人間の勝手な解釈で作り出したものや、「みち」に沿っていないものは自然淘汰(自然の成り行きで消えていくこと)されます。ですから私たちは「みち」とは一体何なのか、宇宙自然はどのような道理で動いているのかを知らなければならないのです。

私は、以上の道理を知った上で背くのはもう仕方がないと考えています。他人が無理矢理引っ張って「みち」に沿わせることもできませんし、それも全て自己責任だからです。しかし、知らないまま彷徨って「みち」から逸れている方は、おそらく日常生活で息(生き)苦しいことが起こってきているかと思いますので、まずは「みち」の入り口に立って頂くためにもこの書をお読み頂ければ幸いです。

また既に読んで頂いた方は、さらっと読んで終わりではなく(おそらくさらっと読めてしまうと思うのですが)「一体、自分はどう生きるべきなのか」「本来どのように生きるべきなのか」と迷われたときにまた手にして読んで頂ければ、その時々でピンとくるところが違いますので、是非、皆様が歩かれる人生のお供の一つにして頂ければありがたいです。


『授かりし命を繋ぐ道』はこちらから購入いただけます。
前書きはスマホから読めるように公開していますのでどうぞご覧ください。

↓↓

bookplt.com