授かりし命をつなぐ道

紫微斗数鑑定をしながら、ヲシテ文献や大自然の法則について研究しています

あめなるみち


クリスマスが終わると途端にスーパーで流れるBGMはお正月用のものになり、それに急きたてられるかの如く、食べ物や飲み物を準備したり、大掃除をしたり、そんなことをしている間に元旦を迎え初詣に行くという、大方の日本人はそんな年末年始を過ごすことになるのではないでしょうか。

日本人は大らかで寛容な民族性の故、儒教・仏教・キリスト教、またその他諸々の教えを受け入れてきたと言われることが多いですが、私は少し違った考えを持っています。

もともと素晴らしい文化や歴史、教えがあったにも関わらず、それらの真実を隠匿してみたり、また真実を追求する人を変わり者扱いして迫害までし、ほとんど大多数の人は、その時々で何となくの空気や流行に流されて、日常のことで忙しくしているうちに、知らない間に色を変えられ混乱状態に陥っている。
私はそのように考えています。混乱状態であるということは、秩序や理が崩壊していると言っても過言ではありませんそんな状態で今、必死にもがき、いたづらに忙しくして真理を見ずに生きているのが人間なのです

昭和41年に松本善之助氏によって『ホツマツタヱ』が発見され、それに関わる多くの文章を氏は残しました。ホツマツタヱの内容に関することはもちろんのことですが、氏の唱えたいことはそれだけにはとどまらない、私はそう感じています。一体何を訴えたかったのかというと、『ホツマツタヱ』は、世界を救い、人類を救うものだということです。私もその意見に120%同意しております。そしてさらに私は、宇宙摂理の秩序の一部として人間も存在しているのだから、その秩序を保つために人間が絶対に知っておかないといけない真理が書かれてあるもの、それが『ホツマツタヱ』だと考えています。この根幹を受け取り、繋げていかないと、松本善之助氏の御霊は非常に残念がるのではないかとそう感じます。

遥か昔の日本では、以上書いたことを総括して「あめなるみち」と表現しました。それを明確に形にしたものが、ミクサノタカラ(三種の神器)の一つである「トノオシエ」であり、また『アメナルフミ』という書物です。

このようなことを書くと、小難しく感じアレルギーを起こしてしまう人もいるかもしれませんが、自分の感情は一度横に置いて学んで頂くと、難しいことは一つもないことに
気付いて頂けると思います。

『ホツマツタヱ』や「あめなるみち」を知るということは、私は人が生命維持をしていく上で、いや、自分の主体である魂を磨いて育てていく上で、絶対不可欠のものです。

せっかく人間の魂を持って生まれてきたのだから、私はその価値や意味を追求し、皆様に分かりやすい言葉であの手この手で今後も伝えていけたらと思います。

1年間、私の講座や書籍で学んで下さった方、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。


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