授かりし命をつなぐ道

紫微斗数鑑定をしながら、ヲシテ文献や大自然の法則について研究しています

明るく陽気に


今日は少し趣の違う話を書こうと思いました。
私は生まれが大阪で、ダイエーの1号店の近くに生まれ育ちました。

買い物は、お母さんの自転車の後ろに乗せられて千林商店街へ。

当時はまだまだ、個人商店も多く、豆腐は豆腐屋さん、野菜は八百屋さんと買いに行く。そんな古き良き時代が残っていた時代でした。
店主さんの掛け声や商店街のBGMで賑わい、また多くのお客さんの人混みをかき分けての買い物、幼い私と弟は迷子にならないようにお母さんの手やスカートを引っ張りながら歩くという、そんな風景が今でも思い出されます。

生まれが大阪だからと言って私自身の性格や性分はあまり大阪人という感じはないのですが、生粋の大阪人がどんな感じなのかは一緒に暮らしていたのでよく分かります。

とにかく、陽気でいちいちどうでもよいことに突っ込みを入れまくる(笑)

野菜や肉としゃべりながら調理をする。
食べるときもおとなしく食べるわけではなく、箸やコップがないだけでワーワー突っ込みをいれて踊り騒ぎたてる。
トイレも行きたければ勝手に行けばよいものを、何か一言面白いことを言ってからでないと行かない。
怒るときは手が付けられないぐらいの喧嘩になるが、数時間たてば大笑いしながら踊り出す。

皆様も上沼恵美子さんのテレビやラジオを視聴したことがあると思いますが、私の家族も本当にあのような感じなのです。上沼恵美子さんは自身で、繊細でナイーブだと仰ってますが、心底はそうだろうなと私も思います。思い付きで話しているよですが、全体の雰囲気や相手のことも考えて発言をされており、繊細な方でないとできない技だと感じます。

ちなみに根っから明るい人はほとんどいません。人間はみんな生年D(化忌)を持っているので根はどちらかというと暗いのです。ですからおそらく上沼恵美子さんも自宅で一人でいるときは何もしゃべらないと思いますし、色々な悩みもお持ちなはずです。

誰かがいると、何か突っ込みを入れだすというサービス精神が旺盛なのと、
また昨今の世の中、喜び多いニュースが少ないと気分も沈みがちになりますね。
こんなときだからこそ何かおもろいことでも言うて過ごさないと!!
これが大阪人の明るく陽気な性分であり、苦労を乗り越えて生きてきた人間の知恵ではないかと私は家族を見ていてそう思います。

そんな生き方から自身も大きな影響を受けておりますし、救われたことも多かったなと改めて感じた今日です。

突然寒くなりましたので、温かくお過ごしください。